ニベアのハンドクリームって種類が沢山ありますよね。
そんなハンドクリームの中から、自分に合う物を見つけるのって、なかなか難しいですよね。
今まで、手荒れで悩んできた方には、新たな挑戦は抵抗を感じると思います。そんなあなたに、私が実際に3種類のニベアハンドクリーム3in1を使って比較してみて感じたことお届けいたします。
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使って比較してみて分かった5つの違い
ニベアのハンドクリーム3in1を使かった時の感覚を5つの項目からを調べてみました。
5つの項目がこちら!!
- ハンドクリームの粘度
- ハンドクリームの伸び
- ハンドクリームが浸透するまでの時間
- ハンドクリームの匂い
- ハンドクリームを使用した部位の感覚
これらの項目は、ハンドクリームを使った方によって個人差のある感覚になりますが、
ハンドクリームを試してみる前に参考にして頂けると嬉しいです。
今回、比較してみたニベアのハンドクリーム3in1は、CARE&PROTECT、ANTI-AGEとREPAIRの3種類です。詳細がこちら!!
それでは、ハンドクリームを5つの項目で見る前に、予備知識として下記の事をふまえて見てきましょう。
ハンドクリームの粘度と伸びに関しては、粘度(※)が高ければハンドクリームの伸びが悪くなるので、手に馴染むまでの時間が長くなると言えます。
粘度・・・物質の粘りの度合い。粘度が高いものは物質が硬く、反対に物質が柔らかいものは粘度が低い。
反対に、ハンドクリームの粘度が低い物は、ハンドクリームの伸びが良く、手に馴染むまでの時間が短いと言えます。
ハンドクリームの粘度、伸び、手に馴染むまでの時間の3つだけで、良し悪しを判断することは出来ませんが、時間帯に応じて使い分けてみるのも一つの手だと言えます。
朝の忙しい時間帯に素早く手の保湿をしたいと考えている方には、CARE&PROTECTが素早くできるという効率の面ではオススメだと言えます。
反対に、就寝前の時間帯にREPAIRを使うことで、手に潤いをじっくり与えることが出来ますね。
ニベアハンドクリーム3in1の中で、ハンドクリームの粘度が一番高い(ハンドクリームが硬い)のが、REPAIRのハンドクリームでした。
こちらのハンドクリームは、REPAIRという事で肌の修復をする観点から、肌の上に厚くハンドクリームがコーティングされている感覚がありました。
3種類のハンドクリームを粘度の順に比較してみると、このようになります。
CARE&PROTECTは、3種類のニベアハンドクリームの中で1番粘度が低く、ハンドクリームが水っぽい感じがし液体に近いです。
同じニベアハンドクリームシリーズの3in1ですが、ハンドクリームの粘度一つ取ってもこれだけの違いがありますね。
水っぽいハンドクリームが好きな方、はちみつのようにドロっとしたハンドクリームが好きな方もいると思うので、最後は好みの問題になるかと思います。
個人的には、ハンドクリームは粘度が高いものが好きで、ずっと手の表面を覆ってくれている安心感が使い続ける理由になっていると思います。
使用前後で〇〇量が大幅改善
ニベアハンドクリーム3in1の3種類のハンドクリームに共通して言えることが、ハンドクリーム使用前後で肌の水分量が大幅に改善されます。
具体的な数値で言うと、肌の水分量がハンドクリームを使用前と使用直後で約2倍量になります。
『この数値は、どっからもってきたの?』と感じる方もいるかと思います。このデータは『スキンチェッカー』という肌の水分量、油分量、弾性と肌年齢を測定する機器で測定した結果です。
今回の測定では、
- ハンドクリームを使用する直前の肌の状態をスキンチェッカーで測定
- その後、ハンドクリームを使用後すぐに肌の状態を測定
- ハンドクリーム使用後すぐに測定してから5分後に再度測定
この3つのデータを測定することで、ハンドクリームを使用前後の5分間で、肌の水分量、油分量がどのように変化するのか確認することができます。
実際に測定した結果がこちら!!
種類 | CARE&PROTECT | ANTI&AGE | REPAIR | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
使用前後 | Before | After | After 5 min |
Before | After | After 5 min |
Before | After | After 5 min |
SMC (水分量) |
18% | 46% | 35% | 20% | 51% | 34% | 25% | 62% | 48% |
SOC (油分量) |
27% | 33% | 24% | 23% | 19% | 28% | 48% | 19% | 33% |
SE (弾性) |
42 | 57 | 53 | 44 | 57 | 53 | 48 | 61 | 57 |
SA (肌年齢) |
39 | 29 | 28 | 37 | 26 | 31 | 35 | 24 | 28 |
これだけでは、若干見づらいのでグラフにしてみました。
最初に、CARE&PROTECTのSMC(水分量)とSOC(油分量)が、ハンドクリーム使用前、使用直後と使用5分後にどのように変化したのか見てください!!
次のグラフが、ANTI&AGEのハンドクリーム使用前、使用直後、使用5分後のSMC(水分量)とSOC(油分量)の推移を表してます。
最後のグラフが、REPAIRのハンドクリーム使用前、使用直後、使用5分後のSMC(水分量)とSOC(油分量)の推移を表してます。
ニベアハンドクリーム3in1シリーズ3種類を使ってみて感じたことは、3種類ともに水分量がハンドクリーム使用前と使用後で2~2.5倍上昇している事です。
ハンドクリーム使用5分後に再測定すると、水分量はハンドクリーム使用前の1.7~2倍に下がり落ち着きます。
水分量は、一時的に急上昇して時間の経過とともに下がってきていることが言えますね。
反対に油分量は、ハンドクリームを使用前と使用直後で上昇する場合と、下降する場合があり水分量との関係性がいまいち掴めない結果になりました。
それでは、SE(弾性)とSA(肌の年齢)のグラフも見ていきましょう。
まずは、CARE&PROTECTのグラフがこちら!!
次に、ANTI&AGEのSE(弾性)とSA(肌の年齢)の比較結果がこちら!!
最後が、REPAIRのSE(弾性)とSA(肌の年齢)の比較データになります。
弾性(※)に関しては、ハンドクリーム使用前と使用後で約1.3倍皮膚の柔軟性と弾力が上がっている事が言えます。
ハンドクリーム使用5分後であっても、約1.2倍の値を維持しており、水分量と肌の弾性は使用後に数値が急上昇して時間の経過とともに緩やかに下ってくる傾向があると言えます。
弾性・・・皮膚の柔軟性と弾力のことで、特に弾力においては伸びた皮膚が一定時間内に戻る程度を表しています。
3種類のハンドクリームには、各々こんな特徴があった!!
CARE&PROTECT
CARE&PROTECTには、ホホバオイルという植物油が入っており、皮膚や髪の保湿、日焼け止めや抗酸化や抗菌成分として使われてますね。
CARE&PROTECTのハンドクリームに入っているホホバオイルが、皮膚を天然成分の植物油で保湿してくれるので、安心ですね。
ANTI&AGE
ANTI&AGEは、動物実験や動物性の物を使わずにナチュラルでクリーンな成分のみで作られ『ビーガンフォーミュラ』のハンドクリームです。
ANTI&AGEのハンドクリームは、EU圏内で決められた高水準の『ビーガンフォーミュラ』の基準を満たしており、ベジタリアン、ビーガンの方に特にオススメですね。
REPAIR
REPAIRには、メラニンの蓄積を抑え、シミ・そばかすを防ぐ効能/効果を有する成分である、デクスパンテノールが含まれてますね。
REPAIRに含まれているデクスパンテノールは、皮膚や粘膜の病気の局所治療で薬用として使われてきた歴史もある優れものですね。
まとめ
- ハンドクリームの粘度比較では、CARE&PROTECTのハンドクリームが一番粘度が低く、クリームが柔らかいので伸びが良い
- 反対にREPAIRのハンドクリームが一番粘度が高くて、クリームが硬いので厚く塗りたい方にオススメ
- ANTI&AGEのハンドクリームは『ビーガンフォーミュラ』の基準をクリアしてるので、植物性の物だけでできている
3種類のニベアハンドクリーム3in1シリーズについて見てきましたが、CARE&PROTECT、ANTI&AGEとREPAIRそれぞれに特徴があって、使い勝手やハンドクリームの粘度が異なり、あなたの好みが見つかりやすいと思います。
ハンドクリームが柔らかいのか?硬いのか?伸びやすいのか?の部分に関しては、試してみる前に、ある程度イメージを掴んで頂けたかと思います。
私もそうですが、手肌の弱い方にとって、ハンドクリームは毎日使うものなので、あなたにとって一番相性の良いものを選んで頂きたいです。